2012年10月8日月曜日

ベネズエラ大統領選-カプリレスが敗北を認める


☆★☆★☆10月7日のベネズエラ大統領選挙で敗れた野党統一候補エンリケ・カプリレス前ミランダ州知事(40)は同日夜、カラカスで記者会見し、「結果を深く尊重する」と述べ、敗北を認めた。

☆4選を果たしたウーゴ・チャベス大統領(58)を祝福しながらも、「勝利の意味をよく考えてほしい。有権者の半数近くは政府政策に反対しているのだから」と注文を付けた。

☆「相手の得票が多かった。かくして民主制度は機能する」と、今選挙の投開票の透明性を認めた。

☆だが、「わが陣営には若い力がみなぎっている。若者は自らを敗者と思ってはならない」と強調。「今後も政治活動を続ける。樹木はいずれ果実を生むはずだ」と述べ、次回大統領選挙に挑戦する意欲を示した。