2013年6月26日水曜日

エクアドールで放送内容を規制する「伝達法」発効


 エクアドールで6月25日、ラテ(ラジオ・テレビ)の放送内容を規制する伝達法(レイ・デ・コムニカシオン)が官報に記載され、発効した。国会で14日成立し、ラファエル・コレア大統領が21日署名していた。

 電波の割り当てを、共同体34%、公共33%、私営33%と規定している。従来は、私営がラジオ電波の85・5%、TV電波の71%を占有していた。

 番組内容の暴力、性、差別などを、メディア規制委員会(CRM)が規制する。TV放送内容の60%、ラジオ内容の50%は国産とする。

 外国産商業広告の放送は禁止された。視聴者50万人以上のメディアは、広告収入の5%を国産映画振興のため供出する。

 内外電波メディア界から激しい批判、非難が起きている。