2013年6月8日土曜日

季刊誌「TRANSIT」がアルゼンチンを特集

 出たばかりの豪華な季刊誌「TRANSIT」(講談社)の夏季号は、アルヘンティーナ(亜国)を特集している。「永久保存版 美しきアルゼンチン 遠くに行かなくちゃ」と題している。
 
 写真がふんだんに使われ、簡単な西語会話集や、大きな地図までついている。まさに、即座に旅行案内書にもなる雑誌なのだ。

 138ページに「軍事独裁政権という暗黒時代」の項があり、若手の中矢俊一郎が書いている。そのなかに、私の談話が出てくる。先ごろ取材を受けた折、どんな編集になるのかと思っていたが、一般向けの真面目な編集ぶりだった。

 5月17日に87歳で死んだ元軍政首班ホルヘ・ビデーラと、軍政に奪われた赤子500余人を捜してきた「五月広場の祖母たちの会」については、今月20日発行の月刊「LATINA」の「ラ米乱反射第89回」をご覧あれ。