2013年9月8日日曜日

ALBAがシリア難民支援を決める


 ベネズエラのニコラース・マドゥーロ大統領は9月7日、現政権の10月打倒を狙う「コラプソ・トタル(全面的崩壊)」作戦の陰謀を潰した、と明らかにした。

 大統領は書類を手に、「陰謀はホワイトハウス(米大統領政庁)で練られた。その日付と出席者名をすべて把握している」と述べた。

 一方この日カラカスで、米州ボリバリアーナ同盟(ALBA、9カ国加盟)政治理事会(外相会議)の特別会合が開かれ、米仏によるシリア軍事攻撃の企図を糾弾し、思いとどまるよう求めた。

 出席したキューバのブルーノ・ロドリゲス外相は、国連総会でシリア攻撃阻止のため外交攻勢に出ようと提案した。

 会議はまた、レバノンに逃れたシリア難民への人道的支援物資供与を決めた。ベネズエラは来週、物資を積んだ航空機を派遣する予定。