2013年10月9日水曜日

ティティカカ湖ボリビア水域で陶器など2000点見つかる


 ティティカカ湖のボリビア水域湖底から、500~1500年前のティウアナコ文明とインカ文明の金銀片、土器など約2000点が見つかった。

 ブリュッセル自由大学調査団が、ボリビア文化省の後援により8月初めから発掘調査を続けてきた。同大学の考古学者クリストフ・ドゥラエルが10月8日ラパスで発掘の成果を発表した。金銀細工、陶器、彫刻入り石片、骨、繊維、錨などが出た。 

 発表の場に出ていたエボ・モラレス大統領は、パブロ・グロー文化相に、欧米に持ち去られた文化財の奪回に着手するよう命じた。