2014年4月6日日曜日

コスタ・リーカできょう大統領選挙決選投票

 コスタ・リーカ大統領選挙の決選投票が4月6日実施される。2月2日の第一回投票の得票上位2候補が進出したが、僅差で2位になった政権党候補が3月5日候補辞退を表明し、選挙戦を打ち切ったため、得票1位の野党候補を事実上の当確者としての風変わりな決選となった。

 保守・中道右翼の民族解放党(PLN)のジョニー・アラヤは第1回投票の得票率が30%弱で、野党・市民行動党(PAC、中道左翼)のルイス・ソリースの31%弱にわずかに及ばなかった。その後の世論調査でソリースが圧倒的に有利との予測が相次いで出たため、アラヤは勝ち目がないとして辞退を表明した。

 だが国家元首を選ぶ最重要の民主制度であるため、決選は予定通り実施されることになった。ラウラ・チョンチージャ現大統領は有権者に投票するよう訴えている。

 新大統領は5月8日就任する。任期は4年。