2014年7月26日土曜日

安倍首相がメキシコ市に到着、ペニャ=ニエト大統領と会談

 安倍首相は7月25日、ラ米・カリブ歴訪の最初の訪問国メキシコの首都メキシコ市に到着し、中心部にある大統領政庁でエンリケ・ペニャ=ニエト(EPN)大統領による歓迎式典に臨み、会談した。

 エクセルシオール紙は、安倍首相のメッセージとして、日墨および日本・ラ米関係の強化、環太平洋関係重視などを首相が目指していると伝えた。

 同紙はまた、今訪問が支倉常長使節団到着400周年に当たるとともに、首相の祖父・岸信介首相の訪墨55年、父・安倍晋太郎外相訪墨30年、日墨経済連携協定調印10年に当たると書き並べた。

 日本の対墨投資は、自動車産業を中心に2011年以来75億ドルにのぼる。日本の進出企業はメヒコ全土に700社ある。

 首相一行は26日、首都郊外のテオティウアカンにあるピラミデ(ピラミッド)を訪れ、次の訪問国トゥリニダードド・トバゴ(TT)に向かう。