2014年7月31日木曜日

ヒラリー・クリントンが対キューバ経済封鎖解除を望む

 米民主党の次期大統領有力候補ヒラリー・クリントン(前国務長官)は7月30日、米西語テレビ放送ウニビシオンによるインタビューで、米政府による対クーバ経済封鎖は失敗したと述べ、封鎖解除を望んでいることを明らかにした。

 ヒラリーは今年刊行した著書『難しい選択』の中でも、同じ意見を打ち出している。ヒラリーは、関係正常化を希望し、「いつかクーバを訪問したい」ともインタビューで語った。


 一方、クーバのサンティゴ市にある「7月26日英雄死没者廟」で29日、1953年のモンカーダ兵営襲撃に参加した女性弁護士メルバ・エルナンデスの遺骨が埋葬された。メルバは3月9日死去した。

 式典では、やはり襲撃に参加した革命司令官ラミーロ・バルデス(副議長)が弔辞を読んだ。アベラルド・コロメー内相、エステバン・ラソ国会議長も参列した。