2014年8月23日土曜日

パレスティーナ人子供1000人受け入れたいと、ベネズエラ大統領

 ベネスエラのニコラース・マドゥーロ大統領は8月22日記者会見し、パレスティーナ人の子供1000人を引き取りたい、と述べた。べネスエラで教育を施し、帰国させる計画で、目下、受け入れ準備中という。

 大統領は、ガザ地区でのイスラエル軍による虐殺を命じたべンヤミン・ネタニヤフ首相を「ヘロデ」と呼び、糾弾した。ヘロデは聖書で、幼児キリストを殺すためベツレヘムで幼児全人の虐殺を命じたとされるユダヤの暴君。

 マドゥーロはまた、ベネズエラ人の基本食糧・食品の輸出を禁止するとし、25日に禁止品目を発表すると明らかにした。

 さらに、南米諸国連合(ウナスール)事務局長に22日就任した元コロンビア大統領エルネスト・サンペールを「支持する」と語った。サンペールは90年代半ば、大統領選挙戦のさなかに麻薬組織から巨額の選挙資金をもらったことから、内外で評判が芳しくない。