2014年8月3日日曜日

パナマが米州首脳会議にキューバ招待の意向表明

 パナマのイサベル・デサンマロ外相は8月2日、来年5月パナマで開催される米州首脳会議にクーバを招待したい、と述べた。

 だが、同会議に出席する米州諸国機構(OEA)の一部加盟国に異論があるため、現時点では微妙な問題だ、と指摘した。米国とカナダは、OEAを米国によって1961年に追放されたクーバの出席に反対してきた。

 パナマでは7月、フアン・バレーラ保守政権が発足し、マルティネリ前右翼政権と異なる内外政策をとっている。バレーラ大統領は就任と同時に断交状態にあったベネスエラとの国交を正常化した。

 クーバでは、グラディス・ベハラーノ副議長が会議出席への関心を表明している。