2014年12月11日木曜日

グリーンピースがナスカ地上絵地域に侵入し大問題に

 環境活動団体グリーンピースの若者すくなくとも12人が12月8日、ペルー・ナスカの地上絵のある地域に侵入し、「変化すべき時」など文字を象った布のような物を並べた。

 折からリマで開かれているCOP20会議の参加者やマスメディアに注目させるためだったようだ。

 場所は、地上絵の中でも最需要の「ハチドリ」のすぐ近く。現地で被害状況を調査した文化省は驚愕し9日、検察庁に告発した。

 検察庁は、「修復不能な害」が及んでいると表明した。ペルー政府はグリーンピース側の謝罪を拒否し、法的措置を取る構えだ。活動家のうちの外国人は出国を禁止されるもよう。

 ナスカ地上絵は、世界遺産に指定されている。