2015年1月22日木曜日

パブロ・ネルーダの新たな死因調査を実施へ

 ノーベル文学賞詩人、故ペブロ・ネルーダの新たな死因解明調査をすることが1月21日決まった。チレ政府は今月9日、それを決める当事者に加わり、決定した。

 旧ピノチェー軍政による毒殺の疑いが濃いとして一昨年、毒物の痕跡を突き止める調査が実施されたが、痕跡は見つからなかった。遺族は、蛋白質と染色体から死因を探る新たな調査を求めていた。新たな調査は染色体調査になる。

 軍政は、ネルーダがクーデター直後の1973年9月死去した際、死因を「前立腺の末期癌」と発表した。