2015年2月10日火曜日

ウナスール外相委員会がベネズエラを支持

 南米諸国連合(ウナスール)は2月9日モンテビデオで、ベネスエラへの米国による干渉の問題を話し合う外相委員会を開いた。閉会後、記者会見に臨んだエクアドールのリカルド・パティーニョ外相は、米国による内政干渉を非難しているベネスエラの立場を支持する、と述べた。

 委員会にはベネスエラ、ブラジルの外相と、ウナスールのエルネスト・サンペール事務局長も出席した。パティーニョは、米政府がベネスエラ政府に対し手段を講じた後、ウナスールが直ちに反応したのが重要だと述べ、素早く委員会を開いたことを評価した。

 委員会はまた、事態を打開するため「対話の回路」を探ることを決めた。ウナスールは週内にもキトで、ベネスエラ・米国問題をめぐり特別外相会議を開く見通しだ。