2015年2月27日金曜日

メキシコ学生強制失踪事件から5ヶ月、抗議デモ続く

 メヒコ南部のゲレロ州イグアラ市で教員養成学校生43人が昨年9月26日強制失踪事件に遭ってから2月26日で丸5ヶ月。この日、メキシコ市をはじめ全国で抗議のデモ行進があった。

 首都では、犠牲者の家族、友人、教師、人権団体などの3000人が中心街を行進した。全国で約20人が逮捕されたと伝えられる。

 家族らは、43人全員が殺害されたとする政府の捜査結果をはねつけ、政府と世論に対し、「真の捜査」と42人の生還を訴えている。1人だけは、遺骨のDNA鑑定によって身元が判明している。