2015年2月28日土曜日

旧アルゼンチン軍政の人道犯罪を追及した元検事が死去

 亜国軍政期の人道犯罪責任者を起訴したフリオ・ストラッセラ元検事(81)が、高血糖症で入院していた首都の病院で死去した。

 政府は声明で哀悼の意を表明するとともに、2日間の国喪を宣言した。

 元検事はアルフォンシン民主政権下の1985年、元軍政首班を含む旧軍事評議会員ら軍部高官たちを取り調べ起訴した。21世紀になってからの人道犯罪追及の基礎を築いた。