2015年3月12日木曜日

キューバと米国が電話直接回線で結ばれる

 クーバ電気通信会社(ETECSA)は3月11日、玖米間で電話直接通話回線が既に機能している、と発表した。同社と米民間会社は2月20日、回線開設で合意していた。在米180~200万人の玖系市民が重要市場となる。

 11日発表の米世論調査では、米市民の64%、民主党支持者の74%、共和党支持者の51%が対玖経済封鎖解除に賛成している。また、50歳未満の共和党支持者の64%がオバーマ政権の対玖政策転換に賛成している。

 イタリアのパオロ・ジェントローニ外相は11日、メヒコ訪問を終えてハバナ入りした。このところ欧州連合諸国外相の訪玖が続いている。

 ブルーノ・ロドリゲス玖外相はグアテマラでのカリブ諸国連合(AEC)会合出席を終え、11日マナグアでダニエル・オルテガ大統領と会談した。

 ハバナでのコロンビア政府とFARCとの和平交渉は進展している。フアン・サントス大統領は10日、FARC拠点への爆撃を1ヶ月間中止する、と発表した。

 クーバ地質学会で11日、米国が1903年以来、不法占拠しているグアンタナモ基地からの排出物が、周辺のグアンタナモ川とグアソ川の河口一帯の盆地を汚染している、と報告された。

 マリーノ・ムリージョ副首相兼経済・企画相は11日、計画経済策定55周年記念日に際し、新しい玖経済モデル計画は市場を視野に含めるべきであり、そうしないのは誤りだ、と述べた。

 ハバナ大司教区はこのほど、ピナルデルリオ州サンディーノ市に、教会が建設されると明らかにした。革命後最初の教会建設になるという。