2015年3月24日火曜日

欧州連合がキューバと関係正常化で交渉

 欧州連合(EU)外相の立場にあるフェデリカ・モゲリーニが3月23日ハバナ入りした。EUとクーバの関係正常化交渉のため。

 5月11日にはフランソワ・オランド仏大統領の訪玖が予定されるなど、このところEU諸国要人のクーバ訪問が目立っている。

 EUは2013年、クーバに26億ユーロを投資している。

 米国務省は23日、「国際麻薬取締戦略」の年次報告を発表。クーバについて、麻薬生産、消費共に依然低水準で、これは監視、厳しい刑罰、予防計画などの賜物と評価した。

 またクーバ政府は、クーバを麻薬密輸の中継点にしないよう監視を強めている、とも指摘した。

 24日には、セルゲイ・ラヴロフ露外相がクーバを訪れる。同外相は26日にかけてコロンビア、ニカラグア、グアテマラも訪問する。