2015年4月7日火曜日

メキシコ政府が「国連拷問調査報告」問題で声明

 メヒコ外務省は4月5日声明を発表、政府は人権問題で改善努力を続けてきたと述べた。

 これは3月、国連拷問問題特別調査官フアン・メンデス(亜国人)が昨年メヒコで刑務所などを調査した結果を報告し、「メヒコでは拷問が広範に行なわれている」と指摘したのを受けた声明。

 この報告がなされてからメヒコでは異論や反論が渦巻き、メンデス非難の空気も高まっていた。

 外務省は、声明で「今後も調査に協力する」と述べ、メンデスとの対立に決着をつけた。

 一方メンデスは、反論を証明する証拠が提示されない限り、調査結果を変更することはありえない、と表明している。