2015年6月12日金曜日

CELAC・EU人民サミットも閉会

 CELAC・EU首脳会議と並行してブリュッセルで開かれていた「人民サミット」は6月11日、最終宣言を採択して閉会した。両地域61カ国のうち43カ国から341団体の代表1500人が参加した。

 宣言は、差別、抑圧、搾取、人種主義、社会的不公正、疎外、新自由主義、帝国主義の仕掛ける戦争に反対し、平等、参加型民主主義、社会正義のために闘うと謳っている。

 米州ボリバリアーナ同盟(ALBA)、南米諸国連合(ウナスール)、ラ米・カリブ諸国共同体(CELAC)など、自決と主権を強固にする地域統合機構への支持を打ち出している。

 CELACを平和地域、植民地主義から自由な地域と規定した昨年1月の第2回CELAC首脳会議ハバナ宣言を支持している。CELACの進歩主義政権への米国による内政干渉を糾弾している。

 ベネスエラのボリバリアーナ革命とニコラース・マドゥーロ大統領の政権を支持し、同政権のベネスエラを「米国の安全保障にとり脅威」としたオバーマ米政権による宣言を拒絶する、と表明している。

 クーバ革命・人民を支持し、対玖経済封鎖の即時解除を米政府に要求している。

 人民サミット閉会式に出席したエクアドールのラファエル・コレア大統領(CELAC輪番制議長)は、「大なる祖国(ラ米・カリブ統合)を強固にすべき今、失うべき時間はない」と述べ、統合に向けて邁進するよう呼び掛けた。

 クーバのミゲル・ディアスカネル第一副議長は、「クーバは社会主義をよりよいものにし、革命の成果を維持するため、経済・社会モデルを実施している」と語った。

 同副議長はまた、「ラ米解放者たちの理想と、左翼勢力の大望の実現に道を開いた若きCELACの強化に努めたい」と強調した。