2015年7月18日土曜日

伊高浩昭執筆LATINA8月号記事紹介

◎月刊LATINA誌8月号(7月20日発売)の伊高浩昭執筆記事

★ラ米乱反射 連載第112回
 「キューバと米国が54年半ぶりに大使級外交を再開  経済封鎖解除、グアンタナモ返還など難題山積」
(7月20日、両国の大使館が再開される。国交正常化交渉はこれから難題に取り組む。グアンタナモ米海軍基地の歴史を踏まえ、問題点を浮き彫りにする。)

★EVENTO欄 「海の詩歌」
 6月30日渋谷のコクーン劇場で1回限り催された独り暗誦劇の観劇評。ポルトガルの詩人フェルナンド・ペソーア(1888~1935)が1915年に発表した「海の詩歌」(904詩句)を俳優ディオゴ・インファンテが激しく演じる。

★書評:ベニート・ペレス=ガルドース著『ドーニャ・ペルフェクタ(完璧な婦人)』 大楠栄三訳、現代企画室
 スペインの作家ガルドース(1843~1920)が1876年に著した物語。スペイン人の特質を象徴する作品。現代日本の状況に当てはまる問題も提起されている。