2015年8月5日水曜日

グアテマラでオートバイに乗った2人組による殺人多発

 グアテマラの人権団体「相互支援団」(GAM)は8月4日、2012年初めから15年上半期までに同国でオートバイに乗った2人組の殺し屋による銃撃で1537人が殺され、699人が負傷した、と発表した。

 この種の殺人は、麻薬組織、暴力団などによる組織犯罪絡みの襲撃や報復が多い。グアテマラでは年間6000人が殺害されているが、その半数は組織犯罪関係とされる。

 前政権はオートバイの2人乗りを禁止し狙撃防止に努めたが、現政権はこの禁止を解除している。